top of page

附属特別支援学校高等部 ロビンさんとおんがく

 2022年12月1日、滋賀大学教育学部附属特別支援学校高等部にて、「ロビンさんとおんがく」が開催されました。「なにがはじまるかおたのしみ」と書かれたホワイトボード。どきどきワクワクしながらお部屋に入ってくる皆さん。



 普段あまり目にしないような民族楽器にそっと手を伸ばしてみたり、意外な音色に思わず笑いがもれたり、皆さんがそれぞれのペースで自然な参加のかたちを見せてくださったことがとても嬉しかったです。普段の授業でも、一人ひとりの音楽への親しみ方がとても大事にされているんだろうなぁ、としみじみ感じられました。

 ロビンさんと、あるいは生徒さん同士でペアになってペンタトニックの小さな木琴を鳴らす即興演奏では、お互いが息を合わせて共に音を奏でる優しい時間になりました。



高等部の先生からは、こんなに素敵な感想をいただきました!


「生徒のみんなにとって幸せな音楽の時間であると同時に、

居合わせた大人にとっても、

気づきなおし、出会い直し、音楽の心地よさと安心感、

次に向かう静かでかつ暖かいエネルギーを得た時間だったと思います。」


皆さんの中から出てくる音に触れ、おとさぽチームも元気をもらった気がします。ありがとうございました。

最新記事

すべて表示

この度、教育学部附属音楽教育支援センター(愛称:おとさほ)が、文化庁の「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」に採択され、文化庁の委託事業として、特別支援学校、特別支援学級でコンサートを実施することになりました。採択事業名は、滋賀大学教育学部附属音楽教育支援センターによる「特別支援学校、特別支援学級へのオーダーメイド・アウトリーチ」で、各学校の希望や実情に合わせたプログラムを制作してお届

おとさぽが、株式会社 滋賀銀行発行 地域総合情報誌「かけはし 2023年春号」の「知の泉 滋賀の研究最前線」に掲載されました。記事では「障害とともに生きる方々が生涯にわたって音楽に親しむ機会を」というおとさぽの理念と事業がわかりやすく説明されています。また大学附属のセンターとして先端的なプログラムの研究・開発など、おとさぽならではの取り組みも紹介されています。丁寧な取材により見開き1ページでおとさ

bottom of page