
2023年9月14日、附属中学校の一年生が大学訪問学習に来られました。今年度は、学年全体を対象とした講演のところで、おとさぽの林と山本が「障害のある人とのコミュニケーションー滋賀大学おとさぽからのメッセージ」と題してお話しさせて頂きました。
まずは林が、おとさぽの成り立ちや音楽とコミュニケーションについて、おとさぽの活動を通じて、障害のある方との出会いについてお話ししました。
次に山本が、音楽療法、音を介したコミュニケーション、障害について話した後、音でコミュニケーションを体験するワークショップを実施しました。
終始熱心に聴いて下さった附属中学校の生徒さんたち。特に、障害のある方が困っている場面に出会った時に、声をかけるところまでは難しくても、「なんで困っているのかな?」と考えてみてほしいという話のところは、特に集中して聴いて下さっていたように思います。最後に代表の生徒さんから「僕は音楽はあまり好きではないけれど、音楽がコミュニケーションのひとつだということに興味を持ちました。苦手な友達とも一緒に音楽してみたらコミュニケーションが取れるかもしれないから、やってみようかなと思いました。」と何とも的を得た感想を頂きました、他の生徒さんも熱心に聴いて下さっていましたので、きっといろいろと思ったり、考えたりして下さったことと思います。

おとさぽでは、研修会など、大学生や社会人にお話しすることが多いのですが、未来を担う若い方々と交流することの意義と楽しさを感じました。附属中学校のみなさん、熱心に聴いて下さり、ありがとうございました。
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